2012年以降、時代は大きく変わろうとしています。
東日本大震災、原発事故、経済デフォルトなど、社会システムの大きな変化はもとより、私たちの意識は今まさに大きな転換を迫られています。
社会的に「正しい」「常識」「当たり前」「そういうもの」と捉えられていたものが実は嘘だらけ。
実は「嘘」や「ごまかし」、「無責任」で成り立っていたことが明らかになってきました。
逆に、社会から異端として排除されていたものが、実はことの本質であることが明らかになったり、それに気付く人が増えてきました。
物事の本質を見極める意識がこれほどに求められる時代は今までなかったのではないでしょうか。
震災があろうがなかろうが、地球上の様々なシステム(経済・エネルギー・政治・医療・教育・福祉・・・)はもう立ち行かなくなっています。
新たなシステム構築が必要であると誰もが感じているはずです。
でも、それは決して悲観的なことではなく、また、どこかに大きな悪が存在しているわけでもありません。
今あるシステムは、先人たちが、私たち子孫のより豊かに繁栄を願って創り上げてくれたものです。
ただ、何かが少しずれていただけのこと。それが顕著になっただけなのではないでしょうか。
新しい時代は、これまでは気付かなかった、そのずれてしまった部分が誰にでも分かる時代なのかもしれません。
だとしたら、そのずれを修正した新たな価値観で、私たちの子孫がより豊かに繁栄するためのシステムを構築していくことこそが、今ここに生きている私たちの使命なのかもしれません。
誰もが、幸せで豊かな社会を望んでいると思います。しかし、その「幸せ」「豊かさ」の基準はひとりひとり全く違います。
だからこそ、私たちひとりひとりが、まず自分の本当の幸せや豊かさに触れ、幸せで豊かな状態になることが最優先なのだと思います。
環境やシステムが人を幸せにし、豊かにするのではなく、幸せで豊かな人が自らの場所で環境やシステムを作っていく。
恐れや抑圧からの解放を目指す時代から、真のクリエイションの時代へ。
新しい時代は、価値基準が全く変わります。これまで地位や名誉、収入や学位、持っているものの大きさや量、常識への適応力など、目に見えるものによる価値判断から、人間性、存在感、雰囲気、エネルギーといった、目に見えない、本質の部分による価値判断が中心になってきます。
現に今の若者たちは、もうすでに、そういった価値基準で生きています。
今までの価値基準は通用しません。
社会の常識にがんじがらめで、自分本来の姿を見失っている人の話が、どんなに正当であっても見向きもしないでしょう。
逆に常識かどうかではなく、その人がその人らしく、物事の本質を語っていたら、大きな関心を寄せ、何かを吸収しようとします。
それこそが、新しい時代の価値基準だと思います。
自分自身の人間性って?自分はどんな存在?
あなたは、今どんな雰囲気で、どんなエネルギーを発していますか?
宝石は、ニュートラルにあなたの「今」を教えてくれる貴重なツールです。