たくさんの台風が通りすぎ、そのたびに季節が一気に変わっていくのを感じます。
雨ばかり続くと、どうしても気持ちが落ち気味ですが、別な視点から見ると、たくさんの恵みが降り注いでいるとも言えます。
自然の中で生きている私たちは、その一部でもあり、その大きな循環の中ではあまりにも無力です。
自然はただ在るように在り、私たちの今いる場所から、ポジティブと見たり、ネガティブと評価したりしているに過ぎません。
どんなに科学が発達し、自然と共に生きていた数百年前からすれば、少し死ににくくなったかもしれませんが、それでも、その大枠が変わったわけではなく、これからも変わらないんだと思います。
龍神のエネルギーを持つこの石。
人生を大きくシフトさせたいとき、自分の才能をより強く発揮したいとき、自分の持つエネルギーを最大限に表現したいときに、そのサポートをしてくれます。
基本的には、エネルギッシュな人と共鳴しやすい石ですが、表面的なものより、内在しているエネルギーとの共鳴したとき、大きな働きをするという印象です。
龍神は、日本各地で祀られている神様で、世界でも馴染みのある架空の生き物です。
その本質は、自然現象そのものを表しています。
それは、わたしたちに豊かさをもたらしてくれる自然と、わたしたちの命を左右するほどの脅威の両面を含んだものです。
その龍神(自然そのものの力)のエネルギーを感じるこの石を持つということは、ポジティブな面だけではなく、ネガティブな面をも受け入れるということにほかなりません。
それこそが、自然を受け入れるということだから。
自分の都合だけで、ポジティブな面だけを受け入れようとするのは、自然に抗うということです。
逆に、ネガティブな面を心配して、それに備えることに終始するのも、自然に逆らうことになるでしょう。
ファンシーカラータンザナイトの龍神エネルギーは、龍神を連れてきてくれるわけでもなく、自然を自在に操る能力を手に入れることとも違います。
自分の内側にある自然の力を、自然に表現するための手助けをしてくれるエネルギーということです。
自然なエネルギーとは、自分らしいエネルギーということです。
「自分らしさ」より優先される何かを持っていたら、その自然エネルギーは、不要なもので、邪魔者でしかありません。
場合によっては災害を引き起こしかねない、危険なエネルギーです。
今の現実に不必要、邪魔、危険だと評価して使われない自分の内側にあるエネルギーは、無意識のうちに消されてしまいます。
例えば、真面目に仕事をこなさなければならないときに、創作意欲が湧いてきて絵を描きたい!というエネルギーが湧き出てきたとき、どちらを優先するか?
より自分の自然に近いエネルギーを表現するということは、周囲の都合なんか気にならならず、仕事より絵を書くことを優先させるはずです。
絵を描くだったら、まだ受け入れられそうだけど、それが全く意味をなさない、どうでもいい無駄に思えることだったらどうでしょう。
きっと、発生した自然なエネルギーは、表現されないまま消されてしまいます。
それで、今の現実が守られていると信じているうちは、そのエネルギーを完全にコントロールしているように感じます。
でも、私たちは自然の一部。
わたしたちの内側にも龍神のエネルギーがあり、押さえ込まれた強大なエネルギーが、表現される場所と機会をうかがっています。
そのエネルギーが溜まりに溜まって、臨界点に達した時、地震が起きたり、火山噴火したり、台風が発生したり、川が結界したりという自然現象が起こるのと同じように、私たちの内面でもエネルギーの解放が起きます。
それは止められません。
それが自然現象だから。
今の自分の都合だけで生きているうちは、この自然との戦いを生きることにならざるを得ません。
今の自分の都合が、不自然なエネルギーによって作られたものである以上、しょうがありません。
自然に抗わず、自然と共に生きるとは、自然に恵まれた場所で生きることではなく、今の不自然さを認めて、自分らしいエネルギーを表現していくことなんだと思います。
ファンシーカラータンザナイトは、自分の内側にある強大な自然エネルギーの解放するサポートする石。
自然に抗い、自分の最高だと信じる場所をクリエイトしようと、人間としての能力を十分に使ってきた人が、さらなる自然の大きさを認め、自分の内側に眠っているエネルギーを解放する局面にきている人にこそ持って欲しいものです。
個としての力に、個を超えた大いなる自然の力をプラスする。
その大いなる力は、自分が不要にした、邪魔だと切り捨てた、危険だと回避し、なかったことにしたものの中に眠っています。
そのエネルギーに触れることは、今の自分の都合が揺るがされる可能性を秘めています。
それでも、次のステージに向かう決意をした勇者。
この石は、そんな人にこそ似合う、勇者の証に見えます(^_−)−☆