プロセスの終わり

  気が付いたらなら、やりなさい!

  気付いたんだったら、やめなさい!

  気付いてないからできないし、気付いてないからやめられないにね ...

私たちは気付くことを求められ、気付いたら何とかしなきゃいけないと教え込まれ、必死になって周囲にアンテナを張り、「気付いてどうにかする」というやりかたを身につけてきています。

カウンセリングでも、それまで気付かなかった自分自身を縛っている強い信念に気付き、愕然とする場面が訪れます。

それだけで、もう理屈を超えた癒しが起きたり、理解が深まったり、感情の解放が起きたり、エネルギー的変化が起きます。

それが一番重要で、求めているところです。

ところが、ひとしきり泣き、正気を取り戻してこう言うんです。

で、どうしたらいいんでしょう?

いや、何もしなくてもいいから(*´ω`*)

気付いたところで、それまで気付かずに繰り返すというプロセスから自由になり、自分で選択できるプロセスにシフトしてるんだから。

気付いたら何とかしようとすること自体、前のプロセスに戻ろうとしていることなんですよ。

気付きはプロセスの終わりです。

新しいプロセスは、気付いている自分として自由に選択するプロセス。

気付かずに無意識で繰り返ことも、あえてパターンを壊すことも、全く新しい視点を持つことも自由。

その中でまた新しい気付きと出会います。

同じように見えて、それは新しいプロセスにおいてまた違った新しい気付きです。

その連続で、少しずつ自由な自分になっていく。

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