光のあたる場所へ

ファンシーカラータンザナイトPTペンダント( ^ω^ )

 

力強さを内に秘めた不思議なタンザナイト。

 

光によってさまざまな表情を見せてくれる変色性を持ちます。

 

加熱処理をするともっと青が強く発色するものの、この変色性は失われてしまいます。

 

非加熱だからこそ発するエネルギーがこの石の魅力です。

 

そして、この写真の石は、とっても素直に光に反応し、その光によってさまざまな美しさを見せてくれる石でした。

 

写真で切り取れるのはほんの一部。

 

たくさんの可能性とポテンシャルを持つ面白いペンダントになりました。

 

しばらくルースでお持ちになっていたものをペンダントに加工してくださったのですが、ルースでお渡しする前とは明らかに違った石に変化していました。

 

もともとは、もっと静かで控えめな感じだけど、ものすごく強いエネルギーを秘めている男性的な石でしたが、オーナーさまの手に渡り、彼女の変容とともに石も変化したものと思います。

 

アクセサリーに加工するだけでも石のエネルギーは変化しますが、それ以上に、彼女の変化の大きさを感じました。

 

もちろん嬉しい変化(≧∀≦)

 

光に素直に反応する。

 

当たり前のようで、なかなかそうならないのが、人間であり、宝石も同じようなところがあります。

 

 本来の自分を隠していたら、隠された自分の姿は見えもしないでしょう。

 

 もやもやした霧の中にいたら、そこには弱い光しか当たらないでしょう。

 

 心の中に闇があれば、どんなに光が当たってもそれを吸い込んでしまうでしょう。

 

自分を隠すことをやめるからこそ、本来の自分が光出す。

 

もやもやの中から出ようとするからこそ、光が強く当たるようになる。

 

闇に中に光を見出せたからこそ、闇の中の美しさが輝き出す。

 

その光がその人の存在感となって現れてくるし、そのエネルギーが共鳴した石に現れてきます。

 

本来、人の存在感はごまかしがきかないものです。

 

でも、外側にキラキラしたものを集めてそれをごまかしたくなるのも人間ならでは。

 

宝石は、人の存在感をごまかすツールとしても使えるし、その人の存在感のバロメータとしても有用です。

 

先入観のない純粋な目で見たとき、宝石はその人の状態を明確に表してくれます。

 

このペンダントを見たとき、彼女の純粋性そのものを感じました。

 

そして、光に素直に反応するその様子は、きっと彼女にとって最も輝けるステージに一歩ずつ着実に近づいていることを知らせているようです。

 

光のあたる場所へ。

 

闇の中からその場所へ向かう扉を開き、しっかり前に進む彼女の勇気と強さがタンザナイトの中の赤に現れています(≧∀≦)

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