グリーンガーネット&ピンクダイヤモンドのPTペンダント(^_−)−☆
これ、すごく素敵じゃない!!!とみんなに人に言いたくなるペンダントに仕上がりました。
この石たちがオーナーさまのもとに嫁いだ数年前からその仕事ぶりを見てきたので、このペンダントが出来上がったとき、思わず涙がこみ上げてきました。
そのストーリーは、文章で表現しきれない、濃厚なものです( ^ω^ )
ガーネットの仲間は非常に複雑な構成で、一言でガーネットとは括れません。
ガーネットといえば、濃い赤を思い浮かべる人が多いと思いますが、実際はいろんな色のガーネットが存在しています。
そのガーネットグループの中で最も高い価値を与えられているのが、グリーンのデマントイドガーネット(アンドラダイドガーネット)。
そして、それに次ぐのが、このグリーンガーネット(グロッシュラーライトガーネット)です。
その中でも、ケニアのツァボで採掘されるグリーンガーネットは、ツァボライトと呼ばれ、ジェムストーンの中でも、希少で高い価値が与えられています。
ツァボは、大自然そのものが注目され、野生の動植物を保護し、その生態を研究や観光の対象となっている場所です。
野生動物、原生植物、そして美しい宝石。
それが同居しているのがツァボ国立公園です。
このグリーンガーネットもそこからやってきた、美しいグリーンと純粋な輝きを持つ逸品です(≧∀≦)
この石は、人間の肉体的な部分により作用する傾向があり、ヒーリング効果は群を抜いています。
私の父が脳梗塞で療養していた際も、信じられない効果を発揮し、私自身もとても驚きました。
ただ、私は病気が治癒すること自体は、あまり重要視していません。
その効果云々よりも、その病気で何を体験したのか?その病気を通してないを学ぶ必要があったのか?の方が重要だと思っています。
このグリーンガーネットも、ある重篤な病気を患った方のヒーリングのため嫁いでいきました。
しかし、残念ながらその方は、人生を全うし、他界されました。
このグリーンガーネットは、現在その奥さまのもとで働いています。
宝石に病気を治す力はありません。
ただ、その病気という体験の中で最高の何かを手に入れるサポート、自分として生きるために気付く必要のある何かに出会うためのサポートとしては他にはない存在です。
亡くなった彼は、幼い頃から難病を患っていて、永く生きることは難しいという宣告を受けていたそうです。
そんな彼が40余年もの長い人生を生きられたことこそが奇跡とも言われていたようです。
とても誠実で、愛情深い方でした。
そんな彼が結婚し、ふたりのお子さんに恵まれ、彼以上に愛情深い奥さまに看取られたのは、ある意味最高の人生だったんじゃないかと思ってしまうんです。
そして、奥さまの話では、とても愛情表現が下手だった彼が、亡くなる前に、彼女に対して、素直な愛情表現をしてくれたそうです。
「なにを今さら」なんて、彼女はおっしゃっていましたが、その深い愛に包まれた彼らの世界に心から感動したのを今でも思い出します。
その世界を築いたのは彼ら家族。
そして、亡くなる間際に素直になるのを少しだけ宝石たちが後押ししただけのことなんだと思います。
彼らの間にあった深い愛情のエネルギーを、グリーンガーネットが、そしてピンクダイヤがより濃く表してくれたんじゃないかなんて思っています。
宝石は増幅装置。
そこにあるものをただ増幅する存在です。
彼、そして彼女の間にあった純粋で深い愛情のエネルギーに、私は触れさせていただく幸運に恵まれました。
宝石屋冥利に尽きます(≧∀≦)
このペンダントは、また新しいステージにオーナーさまを導いてくれることでしょう。
グリーンガーネットとピンクダイヤモンド。
どちらもハートチャクラの色です。
本当に愛情深い彼女が、これからそのギフトをどのように表現していくのかが楽しみです( ^ω^ )