1.22ct ブラックオパールPTペンダント(^_−)−☆
情熱的な赤と、若々しく優しい緑が強い存在感を放っています。
ブラックオパールという石は「スイートスポットの狭い石」と私はよく言っています。
合う人にはバッチリ合うけど、合わない人には全く反応しないというほど、石は人を選び、人は石を選びます。
オーストラリアの限られた一部の場所でしか採れない上、一つとして同じものが存在しない「浮」が、唯一無二の存在感を放ちます。
もちろん、宝石は全てがそれぞれ異なったエネルギーを放ち、唯一無二の存在です。
そして、その違いがよりはっきりしているのがブラックオパール。
この石もオーナーさまにバッチリフィットし、この石を持った時の彼は、熱い情熱と、どこまでも純粋な優しさがバランスされ、男前が何枚も上がるのを感じます(≧∀≦)
強くなければ生きていけない、優しくなければ生きる資格がない
昔そんな言葉がCMで流れていました。
高倉健さんの声だったと記憶しています。
子供ながらにその言葉にインパクトを受け、「強く生きよう」「優しくなろう」と心に決めたのを覚えています。
生きていくための強さとは、生きていくための優しさとは・・・
なんだかずっとそれを求めていたようにさえ思います。
強さを求めて努力をして、強くなったと実感した瞬間に、それ以上の強さに出会い打ちのめされ、自分の弱さを知る。
優しくなろうと、人に優しく接し、いろんなことを受け入れる努力をして、自分は優しいと思ったら、受け入れきれない出来事に出会い、優しさを忘れ、自分の器の小ささと冷たさを知る。
そんなことを繰り返しながらも、あきらめず、強さと優しさを求めて生きてきたけど、本当の強さが何なのかも、本物の優しさとはどういうものなのかはわかりません。
でも、今こうして幸せに生きているということは、少なくとも生きていく強さは身についていて、生きるために優しさも少しは理解できているのかもしれません(´ω`)
相変わらず、自分の弱さに打ちのめされ、自分の器の小ささ、冷たさに愕然とすることもありますが、そんな自分を受け入れることこそが、本物の強さや優しさに繋がるのかもしれないと思うこの頃です^_−☆
このペンダントのオーナーさまは、私の長男と同世代の若者。
強さと優しさがバランスされて、みんながすぐに好きになってしまうような素敵なエネルギーを放っています。
実際私も、初対面のときから好きになってしまいました(^_−)−☆
社会的にも責任のある立場に就き、成果も上げ、それでいながら優しいエネルギーが保たれているというのは、すごいことだと感じます。
競争社会の中で自分の居場所を確保することは容易なことではなく、多かれ少なかれ、心はささくれ、純粋さは隠されていくものです。
それでも、その世界で生きることを選んで生まれてきた以上、誰もが例外なくその中で生き抜く力や強さを身につける必要があります。
そのプロセスをしっかり地に足をつけて歩み、同時に純粋性を失わずに進むということは、外側から見ればその人の才能や持って生まれた質の良さによるものだと思ってしまうでしょう。
しかし、人間なんてどんな天才も才能豊かな人間も、大きな視点から見たら違いはありません。
内面的で起きる感情の揺らぎ、矛盾のなかでもがく苦しみ、理不尽に翻弄され見失いそうになるようなことなんて、天才だろうが才能があろうが関係なく体験するもの。
その中で正気を保って社会に適応し、しかも自分を見失わず、純粋性を保つことがいかに当たり前ではないことか。
柔軟な強さと、物事を大きく見ることのできる視点、そして自分自身さえも包むほどの優しさを備えていなければ難しいでしょう。
きっと彼は、そんな強さと広い視野と優しさを兼ね備えた人なんだと思います。
だからこそ放てるエネルギーが彼の魅力を引き出していると感じます。
30歳を過ぎ、社会的にも個人的にも、役割が大きく変わっていくシーズン。
指導される側から指導する側へ、評価される側から評価する側へ。
一人の生活から新しい家族との生活へ、子供から父親へ。
これからめざましく変化を迎えることでしょう。
そのとき、自分の中からまだ表現されなかった様々な自分に出会うことと思います。
これまで避けてきた、隠してきた、見たくなかった自分の姿も引き出されるかもしれません。
だけど、どんな自分もしっかりと守ってきた純粋な自分のバリエーションだとしたら、何も怖くありません。
「安心していろんな自分を楽しんでほしい。だってあなたは素晴らしい存在だから。」ブラックオパールがそんな風に言っているように感じます(^_−)−☆