「青色」を意味する、ラテン語の「sapphirus」、ギリシャ語の「sappheiros」に由来する名前を持つ サファイヤ(sapphire)💎
日本名も青玉(青玉)と「青」が名前につけられた石です。
鉱物としては、「コランダム」という名前の鉱物で、コランダムには様々な色のものが存在します。
そのコランダムの中で「赤」を発色するものが「ルビー」と名付けられ、それ以外のものが「サファイヤ」と呼ばれます。
サファイヤが「青い石」を意味していることからすれば、ブルーサファイヤは「青い青い石」、ピンクサファイヤは「ピンクの青い石」になってしまい、ちょっと違和感があるのは否めません。
それでも、世界的には赤いコランダムは「ルビー」、それ以外のコランダムはサファイヤ(ファンシーカラーサファイヤ)と呼ぶのが一般的になっています。
余談ですが、人工のコランダムは青色でもガラスでもないのに、サファイヤガラスと呼ばれて一般化しています(^_−)−☆
ファンシーカラーサファイヤは本当にカラフルで、美しく、個性的です。
グリーンサファイヤ、オレンジサファイヤ、ピンクサファイヤ、イエローサファイヤ、ゴールデンサファイヤ、ヴァイオレットサファイヤ、パープルサファイヤなど。
蓮の花の色(ピンクとオレンジの中間色)を持つサファイヤ、にはパパラチアという名前がつけられます。
オレンジサファイヤ
クオリティーの高い、美しいオレンジサファイヤはかなりの希少石です。
とくに質の高いオレンジサファイヤが産出されるのはマダガスカル。
マダガスカル産のオレンジサファイヤは、市場でも評価が高く、高値で取引されます。
この石は、身体的に体感できるほど強いエネルギーを放つ石で、持った瞬間に「あったかい!」と思わず口に出てしまう方がたくさんいます。
実際に石の温度が高いわけでも、熱を放っているわけでもない石が暖かく感じるのは、体が何らかの反応を示しているからだと思います。
実際にこの石を持つことで、身体的にもさまざまな効果を体験している方もいるようです。
肌が綺麗になったり、顔がリフトアップしたり、冷え性が改善したり、低血圧が改善したり。
免疫力がアップすることによってさまざまな改善がみられるようです。
免疫力がアップするというのは、本来持っている身体的能力がより正常に働いているということ。
宝石がそれらの改善をもたらしているのではなく、その人が持っている本来の自然な力が自然に正常に働き始めたということなんだと思います。
私たちは、身体と心と魂の三つが合わさって存在しています。
身体は物質ですが、心と魂という目に見えないエネルギーと密接につながっており、単なる物質としてのメンテナンスだけで体を維持することは不可能です。
逆に心のメンテナンスには、身体の状態も大きく影響しており、身体を置き去りにしてこころを整えることも難しいでしょう。
三位一体、全てのバランスが大事です。
そして、どこかが調整されればそれ以外の部分にも良い影響が現れます。
宝石との出会いによって身体に何らかの影響が現れるというのは、目に見えない部分に何らかの良い影響があり、それによって身体的にも良い変化が現れたに過ぎません。
それはきっと身体への影響以上の恩恵を受けていることなんだと私は理解しています。
表に出てくる身体的影響以上の変化が目に見えないところで起きている。
そう考えると宝石にはさらなるロマンを感じざるを得ません(≧∇≦)
グリーンサファイヤ
この石も不思議なエネルギーの石です。
オレンジサファイヤのような体感的エネルギーを感じることはあまりありません。
じわじわと心と魂の深い部分を癒してくれるような、今世を超えた悠久の長いつながりを感じるような、豊かさの源泉にふれるような。
そんな言葉にし難いエネルギーの石です。
だから、オレンジサファイヤのように身体で体感できるような効果も、目に見えるような変化もあまり感じません。
でも、内側では「間違いなく何かが変わっている」ような感覚を感じられる石です。
自分自身と対話する、自分の亡くなった誰かと対話する、神とつながる、先祖とつながる、自分の内側を通して、さまざまなものにつながるのをサポートしてくれます。
心静かに自分の内側に入り込む時間を持つことはとても大事です。
そんな時間にこのグリーンサファイヤが強い味方になってくれます。
同じファンシーカラーサファイヤでも、その性質は全く違います。
オレンジとグリーンは、見た目にも体感的にも全く違ったエネルギーを体感できる石。
どちらが良いとか、どちらが好きかということではなく、今自分に必要なサポートそしてくれる石がどんな石であるのか?が大事です。
この出会いによって、自分はどんな体験をするんだろう?
そんな純粋な興味をもって、人とも石とも出会いを楽しんでもらいたい。
そう思います(^_−)−☆