スフェーン(^_−)−☆
鉱物名はチタナイト、和名ではくさび石と呼ばれます。
チタンを含んでいることからチタン石・チタナイトと命名されました。
宝石質の石についてはスフェーンという名前が与えられ、近年人気の高まっている宝石です。
その特徴はダイヤモンドを超える光の散乱と、見る角度によって様々な色を発色する多色性。
ダイヤモンドがキラキラと瞬くように輝くのは、光の散乱率が高いからです。
スフェーンはそのダイヤモンドをも凌ぐ散乱率を有し、カットによりキラキラと瞬きます。
それをファイヤと呼びますが、多色性のあるスフェーンならではの効果として様々な色の光が瞬きます。
中には美しい赤い光を放つものも存在し、そのようなスフェーンはより高く評価されます。
私はこのスフェーンに、その美しい宝石としての価値もさることながら、この石特有のエネルギーにこそ価値を感じています。
これまでこのスフェーンを手にし、奇跡のような体験を経て大きく人生を変化させた方をたくさん見ています。
心理セラピストとしての一面を持つ私として、心理セラピーはとても優れたツールであり、強力なエネルギーワークであると確信しています。
そして、このスフェーンはセラピーを超える領域で密かに働いてくれる優れたツールであると感じています。
心理セラピーは、限られた時間と空間の中で行われる、究極的にパーソナルな心理的体験です。
その中で体験することは人によって全く異なります。
良いとか悪い、正しいとか間違いといった価値観にとらわれない視点で自分自身を客観的に見る作業の中で、何に気付き、どんな感情のカタルシスを得るかはその人によって全く違うから。
本人が気付きたくない領域、触れたくない感情には、どんな優れたセラピストも立ち入ることはできません。
全ては本人次第です。
長年慣れ親しんだ感覚は、今の自分の現状がどうであれ、なかなか手放しにくいものです。
そういう意味でのセラピーの限界は間違いなく存在します。
ところが、このスフェーンは、そのセラピーの領域とは全く違った目に見えない、意識していない領域でその人の潜在意識に働きかけ、自然に意識の変化を促すような働きをしてくれます。
身に着けて眠ったら、朝涙で枕元が濡れていたとか、ふとした瞬間に過去の感情が溢れて、忘れていた、思い出したくなかった出来事を思い出したとかいう話はよく耳にします。
スフェーンは「荷下ろしの石」と呼んでいます。
過去に取り残された感情のエネルギーは、潜在意識の中にそのままの、生の状態で格納されています。
そのエネルギーは自然に表現されるまで、潜在意識の中で今感じているのと同じように働いています。
顕在意識は忘れることができる機能を持っていますが、潜在意識はその機能を持ちません。
過去に閉じ込めたエネルギーは、今も忘れずに潜在意識に残っているのです。
全ての人が、その過去に置き忘れた感情エネルギーとともに今を生きているのです。
セラピーは、そんなエネルギーを意識することで自然な過去の出来事、過去に感じた感情として整理します。
過去の荷下ろしといったところでしょうか。
スフェーンは、過去の荷を下ろそうとしない頑なな自分を、自然に柔らかくさせてくれるような石です。
どんな理由があって頑なになっているのかは人それぞれ、そしてだれもがそこに正当性を持っています。
しかし、正しいことが必ずしも自分を幸せにするとは限りません。
そんなに正しくなくてもいいんじゃない?
もう少し緩めてもいいんじゃない?
もうそのやり方で自分を苦しめなくてもいいんじゃない?
もう十分じゃない?
そんな感じで語りかけてくれるような優しい存在がスフェーンです。
役割から降りられない人、自分に厳しすぎる人、過去に縛られてがんじがらめの人、融通がきかない頑固な人。
もうそこと決別して、新しい未来を生きると決めたなら、ぜひスフェーンを身に着けてみてください。
全く想像もしていなかった、だけど本当は知っていた。
そんな不思議な感覚の本当の自分と出会えることでしょう(^_−)−☆
2.62ct バイカラースフェーン(^_−)−☆
重厚な茶色と、軽やかなグリーンの珍しいバイカラーのスフェーンです。
過去と決別して新しい未来へと変化していくのを暗示しているような佇まいですね(≧∇≦)