スフェーンYGペンダント
宝石としての人気も高まってきているスフェーン。
とにかく、キラキラと煌めく感じは、写真では伝わりにくいです。
動きのある輝きとでも表現したくなる、軽やかさがこの石の特徴でもあります。
中には、ファイヤーを呼ばれる赤を発色する石もあり、煌びやかさと多色性の組み合わせに目を奪われます。
この石のテーマは、縛られた過去から自由になる。
私は、荷下ろしの石と呼んでいます。
私たちは、時間軸という概念の中で生きているので、過去を切り捨てて生きることはできないし、未来を拒否して生きることもできません。
「今」しか存在しないという見方もありますが、時間の概念の前での「今」は、一瞬で過去になり、未来になります。
「今ここ」を感じることは、あらゆる概念から自由になることでしか叶わないことなのかもしれません。
私たちは過去のエネルギーに縛られています。
それは良い意味でも悪い意味でもなく、過去がなければ今の自分を認識することさえできない以上、過去が今の自分に影響を与えていることからは逃れられません。
しかし、必要以上に過去を背負い、縛られていると、今の自分という存在の自由度は低くならざるを得ません。
過去とは、「今」以前のすべての意識であり、そこには過去世の意識も含まれるでしょう。
しかし、過去世の意識が、直接「今」の自分に影響を与えることはまずありません。
過去世から引き継いだテーマに則って、今世の自分の人生の始まりから影響しています。
今世での過去の決断や反応、物事の見方、判断など、あらゆる体験の根底に影響を与えているものです。
つまり、いくら過去世のカルマを知り、それを断ち切ろうとも、今世の過去の自分が構築した「今の自分」が変わらなければ、過去世から引き継いだテーマは、また後世に持ち越すしかないわけです。
「今の自分」が身につけた過去のやり方を繰り返しているうちは、私たちは過去に生きていると言わざるを得ません。
過去から自由になるということは、言葉では簡単でも、実際には、自分の根底をも揺るがす大事業とも言えるのです。
どんなに今の自分が不自由であろうと、過去のやり方をやめ、全く新しいやり方を選択することは怖いものです。
どんなに重い荷物を背負って潰れそうでも、その大切に背負ってきた荷物を降ろして捨ててしまうことには抵抗があるでしょう。
それでも、今世に「今の自分」として生まれてきて、自分の人生を自由に生きるという目的を叶えるには、不自由なやり方はやめる必要があるし、自分の人生に必要のない荷物を背負ってはいられません。
自分らしく生きる、自由を手にいれるとは、過去から自由になることです。
スフェーンは、本気で過去に決別して自分の人生を生きる決意をした人に、優しく軽やかになるサポートをしてくれる石です。
今背負っているものがどんなにいいもの、役に立つものだとしても、自分の人生に必要のないものは全て降ろしてしまいましょう。
このペンダントのオーナーさまも、自分よりも人を優先させ、自分は後回しにするような方です。
もちろん無自覚ですが、それはいいことだらけだし、周囲からも賞賛されるし、自分自身にとっての喜びにもなっているはずです。
良い人はこのやり方を完全にマスターし、無意識でやってのけてしまいます。
一見そこに何の問題もないように見えます。
ある一点だけを除けば・・・
それは、自分の人生の満足度がどんどん低くなっていくということ。
現実はうまくいく、周りからも賞賛される、自分もそれなりに喜びを感じる、だけど・・・
そこだけ目を瞑っていればいいのか?
良い人だからこそ、そんな疑問を持つことさえなく生きてしまいがちです。
でも、ほんの少しでも、自分を優先させたい、自分の人生の満足度を追求しようと思ったら、過去の荷物を降ろしてみましょう。
きっと、今までに見たことのない景色が見えるはずです。
彼女も本当に良い人です( ^ω^ )
だからこそ、過去から自由になって、新たな世界に足を踏み入れる勇気が必要だったと思います。
自分らしく生きることは、悪い人になることではありません。
より自由に自分らしくなると、より愛され、豊かになるということです。
彼女がこれから見る世界がどんなものになるのか、本当に楽しみです!