ブラックオパールYGペンダント(^_−)−☆
写真には映らない紫が印象的なブラックオパールです。
見た目は赤が強く、パワフルですが、その中にとても繊細ですぐに壊れてしまいそうな儚さが同居しているような不思議なブラックオパール。
オーナーさまは、ものすごく強くパワフルなアスリート、だけど、すぐ折れてしまうんじゃないかと思わせる繊細さを持っています。
多分、ずっと強くあろうとして自分を鍛えて、削って、耐えて、それでもしっかり立って生きてきた方なんだと思います。
まだまだいける、もっともっと高められる、壊れても直して、折れても補強して、行けるところまで、最高の高みへ・・・
自分を極める、自分自身の最高を見たいという願望は、道は違えども誰でも持っているのではないでしょうか。
どこまで行けば極めたと言えるのか?の答えを知らないまま、どこが最高なのか?わからないまま。
そのプロセスの中で、限界にぶつかったり、挫折を経験したり、道がなかったり、死ぬまでにその最高点に到達できる人はいないのかもしれません。
乗り越えたらまたその先へ、突破したらまた次の壁に向かい、一生前に進みたいのが私たち人間なんだろうと思います。
そのプロセスを途中でやめる人、死ぬまで続ける人の2種類。
何を手に入れたかとか、何を成し遂げたかではなく、人生の差なんて、ただそれだけなんだと思います。
そして、本当の意味での強い人とは、どんなことがあってもその歩みを止めない人なのでしょう。
強くなることでその高みを目指しながら挫折した。それなら弱さを認めてでも先に進む。
何かを手に入れることで最高を目指したのに、全てを失った。何もなくないところにでも道を見つける。
強くなること、成功することが最終目標ではなく、何のために強くなろうとしたのか?、成功することで、どこを目指したのか?に目を向けなければ、たぶん先には進めなくなってしまいます。
でも、多分それは、どこまでいったて、その終着点はわからない何かです。
そんな不確実なものを目指している自分、それをあきらめない自分。
そんな自分を、バカだと言ってあざ笑うのか、「よくがんばってるね」と声をかけてあげるのかの違い。
その違いこそが人生の根本的な部分に大きな満足感の差となって現れてきます。
強かろうが弱かろうが、成功しようが失敗しようが、何かを成し遂げようが何もできていなかろうが、その自分を丸ごと受け入れて前に進む。
強さとは、受け入れがたい自分を受け入れる力。
強さを求めた人は、弱い自分を、成功を求めた人は失敗した自分を、何かを成し遂げようとした人は、何もできていない自分を。
受け入れがたい自分を愛そうとする力こそが、本当の強さなんだと思います。
強さを求めて人生を生きてきた彼女が、自分自身の弱さと強さの両方を愛せたとき、このブラックオパールのような強い力強い存在感を放つことでしょう。
それは、何かに勝利する力でも、何かを破壊する力でも、誰かを傷つける力でもなく、誰にも侵害されない、壊されない、左右されない「自分」という存在感。
彼女の魅力がより強く周囲に広がっていく風景が目に浮かびます( ^ω^ )