畏敬の念

1.18Ctのインカローズ(^_−)−☆

 

儚さと強さを兼ね備え、その美しいピンクに魅了されます。

 

とっても大好きな石ですが、いろんな意味でちょっと怖い石です( ^ω^ )

 

宝石業者泣かせの割れやすさ。その扱いには最新の注意が必要な繊細な石です。

 

その一方で、とても強いエネルギーを放ち、凛として有無を言わせないその存在感の前では、自分をごまかせなくなります。

 

人間の力で簡単に破壊される側面と、どんな力を持ってしても敵わない強さをもつ大自然そのもののようです。

 

自然の中に見る、人知を超えた美しさと、一瞬で命まで奪う強力な力に対する畏怖。

 

私たち人類は、その自然の中で生かされることの感謝と、その強大な力を恐れを同時に感じながら、謙虚さを身につけてきたのかもしれません。

 

私が心理カウンセラーとしての大事にしている言葉のひとつ

 

 畏敬の念

 

という言葉があります。

 

心理学者ロロ・メイがよく使っていた言葉です。

 

セラピストの育成に際し、カウンセラーがクライアントに対して畏敬の念を持つことの大切さをよく説いていたそうです。

 

私たちが大自然に対して感じる感覚。

 

その感覚を大事にすることは、何もカウンセラーに限ったことではなく、日常でも、とても大事な視点でしょう。

 

目の前の人やものを大切に扱う、自分の置かれた環境に感謝する、美しさに感動する、強烈な力に圧倒される、天の恵みに感謝する、身近な人との交流で愛を知る・・・

 

当たり前だけど、忘れられがちなことこそが大事なこと。

 

宝石は、そんな大切なことを思い出させてくれる存在。

 

このインカローズが、そんなことを思い出させてくれました(≧∀≦)

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