希望の星

ヘミモルファイトという宝石です。

 

通常は乳白色の結晶を含んだ、透明度に乏しいものほとんどで、稀に透明度の高い個体が存在します。

 

故岡本憲将氏が、生前にそんな透明度の高い石が採れた鉱山の鉱山主から命名を依頼されて付けられた名前は「ステラエスペランサ」。

 

素晴らしいネーミングセンス(^_−)−☆

 

「希望の星」という名がぴったりくるその存在感。

 

パライバトルマリンにも似た独特の色合いに目を奪われます。

 

 魂の向上

 

そんなキーワードがこの石の本質です。

 

魂の向上と言うと、より自分を高める、研鑽を積み重ねる、自分を磨くなど、自己啓発的なイメージがあります。

 

その意識は確かに大切でしょう。

 

でも、その本質はそこだけではありません。

 

自分を高みまで進めて来た人は、そのプロセスでなかったことにしてきた、隠されてきた自分の存在を受け入れる。

 

研鑽を積み重ねて、たくさんのものを手に入れてきた人は、手に入れることによって手放してきた大切なものを思い出す。

 

自分を磨いて輝く自分を手に入れた人は、本当は磨く必要なんてなかった素の自分を愛す。

 

良い悪いの判断基準の片側だけではない、自分という存在の全領域を生きるということであり、魂の成長の本質なんだと思います。

 

ステラエスペランサは、しっかりと魂の向上に向かって歩んできた方に、さらなる向上の道を示してくれる道しるべの石。

 

 ただ頑張るだけではなく、弱音を吐く。

 

 積み重ねた何かを手放す。

 

 磨くのをやめて汚れるのを楽しむ。

 

など、これまでの視点になかったやりかた、今まではありえなかった方向にこそ向上の道筋が続いていることに気付かせてくれるでしょう。

 

頑張ってきたからこそ、積み重ねてきたからこそ、磨いてきたからこそ見えるさらなる高みの世界。

 

それは常識に縛られた視点では決して見えない世界です。

 

自分を信じ、自分の見たい世界を純粋な自分の目で見る。

 

そこには想像を絶する世界が待っているということをこの石が教えてくれているようです(^_−)−☆

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